目指せ!倒立静止
倒立静止って難しいですよね。どうやったらとめる事ができるんでしょうか? ポイントさえ守れば一週間で(←ガンバ! Fly
High)ホントに出来るようになるのか? 効率のよい練習方法、なぜ止まるのかを考えていきましょう。 すでに出来る人は誰かに教えるときに参考にして下さい。 ちゃんとやったのに出来ないっていう苦情は勘弁してください。
1、いい形を作る
・まずやってみよう
注意する事 ・体を出来るだけまっすぐにし地面を見る ・手は人差し指を平行にして指は開く ・補助をついてもらう ・肘を伸ばす |
 図1 |
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 図2 |
一つ目の体をまっすぐにするのは基本ですがなかなか難しい、最初は膝・つま先と体全体がまっすぐになるように、 詳しくはあとで触れます。 二つ目の手のつき方は図1参です。 三つ目の補助、当然です。 四つ目の肘について触れておきます。 肘を下にブランと下げます、この状態で手のひらに圧力をかけると肘が曲がりますよね、当然です。では肘がまっすぐのときにさらに伸ばそうと力を入れてみましょう、この状態で手のひらにかなりの圧力をかけても大丈夫です、これが倒立の手のつき方です、またこのとき使っている筋肉が倒立を支えるのです。 ついでに今度は手に力を入れないで図2の形を作って壁に押し付けてみましょう、力を入れてなくても曲がりません。しかしこれでは倒立しても止まる事は出来ません、しかも筋力も使わない為、この手のつき方で倒立しても全然練習になってないわけです。
・体を一直線に
どこに注意するか ・つま先・膝を伸ばす ・肩入れをする ・体もまっすぐ ・体をしめる ・上目づかいで床を見る |
 図3 |
 図4 |
 図5 |
 図7 |
 図6 |
一つ目は意識すれば出来るでしょう。 二つ目は人に見てもらいましょう。また、うつ伏せになり手を伸ばし(図3)、この状態から脇と床の隙間を狭くするように力をいれててみましょう。ぴったりと隙間の無い状態が「肩」のいい形(=肩入れ)です。 三つ目の体をまっすぐにするについて、まずいい姿勢(図4)と悪い姿勢(図5)をみてください。 悪い方は肩入れ(肩の形)も出来ていないんですが胸も落ちています。(矢印をみればなんとなく分かると思います) この形は結構なりやすいので注意しましょう(こうなっていたら軽く猫背にしてみましょう)。体の形をしっかりさせるためには体のしめも大事です。 四つ目の体のしめですが、「しまっている」状態は「体を固める」感じです。腹筋と背筋の両方に力をいれ、体をまっすぐの状態で固めると考えていいでしょう。図6の様に仰向けに寝て背中の隙間を無くすように、力を入れてみましょう。ぴったりと隙間の無い状態が体がまっすぐで体がしまった状態です。 五つ目。ここまでやってきていても床を見ることに気をとられすぎて思いっきり首を返すと、図7の様にやはり反って胸も落ちてしまうので上目づかいで床を見る、首は返しすぎないことにも注意しましょう。
2、止まる為には
・どのように力を入れるのか
足で立っている人が倒れそうなとき図8の様な形でバランスをとりますよね 倒立でも同じなんです。背中側に落ちそうになったら図9の様にさらに肩を入れ、腹側に落ちそうになったら図10の様に肩を出します。(点線と赤点の位置に注目)体重は出来るだけ矢印のところにかけましょう。 当然力使います、最初は壁倒立で形を作ってみましょう。
まだ静止は無理でしょう。多分この形を作る前にボトッと落ちます、今度はどれだけ早く自分の倒れ具合を察知できるかが問題になります。
・体の倒れ具合を知り耐える練習
 図11
壁から20cmぐらい離れたところで壁倒立をして、壁を少し蹴って倒立まで持っていき静止(図11) という練習をしましょう。最初はすぐ倒れてしまうかもしれませんがだんだんと慣れてくるでしょう。 他の人に一度支えてもらい、いい形を作ってから自分で静止っていう練習が出来れば最高です。
数をこなしましょう。慣れてきたら出来るだけ倒れ始める前に修正できるようにしましょう。
・静止
それになれてきたら自分で床を蹴ってから直接静止です。最初のうちは少し歩いてから(倒立歩行のやり方は省きます)止めることになると思いますがそのうち一発で止められるようになるでしょう。
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